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Notes

A職員は、平成16年にTSOLとNTTデータの協業応札となった業務用パソコンの調達に関与し、調達案件やシステム開発について、必要な情報をNTTデータ社員に提供する見返りとして、飲食接待を受け帰宅のためのタクシー運賃の支払いを受けるようになっていった。今回の新システム(最適化計画)には直接関わらなかったが、特許庁の新システムへの移行の目的の一つがNTTデータからの脱却だったため、情報を取りにくくなっていたNTTデータは、情報収集のためA職員への飲食接待・タクシー運賃の供与を継続。A職員へのタクシー乗車の利益の提供は71件で、合計金額は272万3700円。飲食の利益の提供は15件で合計金額は16万5080円。見返りにA職員はNTTデータに特許庁内部の資料を供与。

B職員は最適化のアーキテクチャの検討、最適化計画に必要な人員の担保等、同計画の立ち上げに中心的に関与した人物。B職員へのタクシー乗車の利益の提供は27件で、合計金額は18万7830円。飲食の利益の提供は33件で合計金額は19万9476円。平成17年12月末頃、B職員はTSOL社員に対し、18年7月に入札公告を予定していた運営基盤システムの設計・開発等の入札仕様書案をリークしていた。

C職員は最適化計画の草稿、最適化のシステムアーキテクチャの設計をした人物。C職員へのタクシー乗車の利益の提供は22件で、合計金額は41万1850円。飲食の利益の提供は21件で合計金額は10万6986円。平成18年4-5月頃に、TSOL社員に7月の入札公告の際に配布される予定の提案書の雛形を提供し、提案書作成の参考となったとみられる。

。。。とある。

つまり、特許庁の職員が色々リークしたおかげで受注できた会社が、設計を開始したが実力不足のために遅延と増員(設計段階で60人体制から1,300人体制まで膨れ上がり)でぐちゃぐちゃになり、不祥事も次々発覚して、使った55億円を「水の泡」にして開発を中断した、という経緯が「開発の遅れは、主に設計の不備が原因」という一言でまとめられてしまったってこと?
Fumi’s Travelblog: “費やした55億円、水の泡に 特許庁がシステム開発中断”って一体何だったのか、報告書を読んでみた