Notes
岩田:
人によって、聞こえ方が違うところが盛り上がりますよね。
いったん誰かが「こうだ!」って言うと、
みんながそれに激しく引っ張られて
正解からますます遠ざかってしまう、
何とも言えない独特の面白さがあります。
佐藤さんはこのソフトを預かったとき、
わりとすぐにWiiでつくるものだと思ったんですか?
佐藤:
いえ、当初は携帯機で
パーソナルな音の楽しみ方を追求していたんです。
でも「血みどろの」から正解に至るまでの周囲の笑いと、
開発していく途中でまわりの人が
「こう言ったんじゃない?」って反応してくるのを見て
「これはゲームのまわりにいる人たちを呼び寄せる力がある!」
と思いはじめて、
Wiiでの開発を視野にいれてつくりはじめました。
でも今回、いちばんはじめの開発ノートを見たら
“台所にいるお母さんを振り向かせる”
と書いてあって、びっくりしました。
たしか、オトデザイナーズの坂本さんとの打ち合わせで
「プレイしているときに離れている家族を振り向かせたいね」
という話が出て、それを岩田さんにお伝えしたら
「だったら家庭の中心にいるお母さんを振り向かせてください」
と言われたんです。